
幅広なサイドステップをキズから守る!
GRカローラ(2025年)の幅広サイドステップをキズから守る施行を行いました!
※2024年&2023年モデルにも同様に施行可
GRカローラが納車されてまず感じたのが、幅広なサイドステップをいかに傷から守るか、ということでした。
納車されたGRカローラはこちら
スポーツカー特有の幅が非常に広く、20cm近い幅がある為、乗り降りする時に間違い無く、足や荷物などをぶつけてしまい、傷を付けてしまうリスクが高い車種です。
運転手本人は、そのことを意識しているでしょうけど、家族などの乗降時には一気にリスクが高くなります。
また、サイドステップ部には、ブレーキダストや埃、雨水などが入り込みます。
汚れを防止する為にも、プロテクションフィルムが効果を発揮します。
サイドステップを保護する為には、今回紹介する「サイドステップガード(スカッフプレート)」の施行がお薦めだと考えています。
※コーティング車は、軽い傷ならばコーティングで防げますが、靴がぶつかる様な傷までコーティングで防ぐことは難しいので、本施工は有効だと考えます
サイドステップへのフィルム貼り付け
今回紹介するのは、下記の2フィルムの貼り付けです。
- 3M社製「プロテクションフィルム」
- 「GRロゴ入りガードフィルム」


自分でできる施行方法
私は、ロボットのラッピングなどに、3M自動車用のプロテクションで施行をしているので、使い慣れた3M社製のフィルムを利用しました。
私自身、素人ですのでフィルムをヒートガンなどで伸ばしながらの施行などはしませんし、一般の家庭にある工具での施行ができる環境下での貼り付けで対応しました。
おそらく誰にでも簡単にできる施行だと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
車用の3M社製のプロテクションフィルム(ラッピングフィルム)の準備
サイドステップ全体に、信頼の3Mの車用フィルムを利用します。
GRロゴフィルム無しでも良いという方は、3Mのプロテクションフィルムのみの施工でも良いと思います。
予めサイドステップの幅をメジャーで計測し、必要な面積分の購入を行いました。
3Mのフィルムは基本的には、切り売りです。
長さ122cm幅×30cm分の面積を購入してください。
今回の施工では、多少の面積が余るはずなので、ドアパンチ用のフィルムやドアノブ傷防止シールなどとしても、ご利用いただけると思います。
プロテクションフィルムのカット
サイドステップを1枚のフィルムで貼ると難易度が高くなってしまうので、2分割して貼り付けました。
分割した部位は下記の通りとなります。


購入したプロテクションフィルムは、8枚に切り抜きます。
下記は上部部分のみカットした4枚です。

- フロントシート上部
61cm×6.5cm - フロントシート下部
61cm×8.0cm - リア(後部座席)上部
30.5cm×6.5cm - リア(後部座席)下部
30.5cm×6.8cm
作業前のクリーニング
サイドステップの汚れや埃は必ず、フィルム貼り付け前に除去しておきましょう!
脱脂作業をお忘れ無く!

プロテクションフィルムの貼り付け
プロテクションフィルムは上から順番に貼り付けることをお薦めします。
作業は1人でも可能ですが、練習も兼ねて、簡単なリア部から作業をしましょう!
フィルム上部を1cm程度、剥がして折っておくと貼り付け易く、さらに奥側から貼り付けるとスムーズにいくと思います。
奥から軽く貼り付け、手前に徐々に貼り付け、曲がっていないことを確認してみてください。

万が一曲がっても、3Mのフィルムは非常に優秀なので、張り直し可能です。
落ち着いて作業を行ってみてください。
作業はゆっくり少しずつ下に降りていくイメージです。
慌てると、スジや空気が入ってしまうことがあります。
ちなみに、3Mのフィルムは空気はある程度自然に抜けます。

貼り付けの際には、小さめなスキージーがあると、綺麗に貼れると思います。

端にいくと、貼り付け面が水平でなく、カーブが大きくなる為、フィルムをドライヤーで温めながら伸ばして貼る方法もあります。
私の場合、手っ取り早く作業をする為に、フィルムの端5cm位の場所に1cm程度のスリット(切り込み)を入れ温めずに貼り付けました。

貼り付け終わったら、最後に上面の薄い保護フィルムを剥がして終わりです。
下記の写真は、フィルムを拡大している為、境目がくっきり見えていますが、実際には、かなりじっくり注視しないと貼られていることは気が付かないレベルです。

下の写真は、施工後の状態です。
上部エリアは保護フィルムを剥がす前の状態の為、反射が弱くややマットです。
保護フィルムを剥がしている下部エリアとの差を分かりやすくする為、あえて保護フィルム付きで撮影してみました。
プロテクションフィルムが貼られているのは、言われないとわからない位です。

GRロゴ入り保護シートの貼り付け
続いて、GRロゴのカーボンデザインによるスカッフプレート保護シートの貼り付けです。
3Mのプロテクションフィルムだけで十分な品質なのですが、せっかくなので、少しGR感を出す為に、試しに貼り付けてみます。
購入したGRロゴ入りスカッフプレートガードは下記の商品です。
届いた商品はこちらです。

3Mのフィルムを下地に貼ってあるので、万が一剥がした際の粘着除去には、苦労しないので遠慮無く貼ってみました。
貼るのはいたって簡単。
裏面のシートを剥がして、好きな位置に貼るだけです。
リアシート側は、少し長かった為、カットしました。

シートは少しテカリがある素材ではありますが、全然悪くない感じがします。
むしろ、アクセントになってカッコ良いです!
飽きるまで、このGRロゴの保護シートを貼り付けておきます。
施行に利用した工具
ご自宅にあるもので流用可能な工具で施行できると思います。
- 精密ハサミ:プロテクションフィルムのスリット加工
- カッター:プロテクションフィルムをカット
- カッターマット:作業台として
- アルコールシート:脱脂用
- スキージー:フィルム貼り付け

足りない工具は、フィルムなどと一緒にご準備を