大量のブレーキダスト
GRカローラは、サーキットでも高性能な運動性能を発揮させる為、高性能なブレーキパッドを採用しています。
高性能なブレーキであるがゆえ、「パッドによって削られたローター部分の鉄粉」が大量にホイールおよび車の後方に飛び散ってしまいます。
おそらくGRカローラ、GRヤリスに乗っている方々は同じ悩みを持っている方が多いと思います。
ちなみに、250kmの長距離走行したホイールは👇の状態です。
鉄粉まみれになってます💧

もちろん、ブレーキダストの少ないエンドレスのブレーキパッドに交換するのも解決策です。
しかし、私の場合は、複数の車両を保有している影響もあり、GRカローラを運転するのは、年に数回のみなので、わざわざお金をかけてまで、ブレーキパッドの交換に躊躇しています。
その為、後期型DATモデルが納車され4ヶ月ほど経過しましたが、未だに標準のブレーキパッドを利用し、ブレーキダストを大量放出しながら運転しています😅
今回は、ブレーキパッドによって汚れてしまったホイールを、簡単にピカピカにする為の洗浄方法をご紹介します!
洗浄キット
簡単な作業で鉄粉をあっという間に除去する為に下記の製品を利用します。
- カーメイト 洗車用品 クリーナー ブレーキダスト マグナショット 500ml PS60
- ホイールブラシ 洗車ブラシ マイクロファイバー「曲がるブラシ」

下記から購入可能です。
ブラシは上記じゃなくても、ホイールを傷つけない柔らかいタイプであれば、何でも良いです。
洗剤のマグナショットは、重要なので、お持ちで無い方には、かなりお薦め出来ます!
洗浄の仕組み
マグナショットの成分は、「チオグリコール酸アンモニウム」「非イオン系界面活性剤」です。
まず、「チオグリコール酸アンモニウム」が、鉄の酸化物である錆(酸化鉄)と反応し、錆を還元して水溶性の化合物に変えます。
簡単に言うと、この溶液をブレーキダスト(酸化した鉄の錆)にかけると、『サビた鉄』を『元の鉄』に戻す役割となります。
ホイールにべったりくっついてしまっているのは、鉄が酸化したことによるサビなんです。
鉄した後は、「非イオン系界面活性剤」が、洗剤の役割となって、ホイール、ブレーキから鉄を剥がしてくれるという仕組みです。

洗浄方法
では、洗浄方法をご紹介いたします。
マグナショットをよく振ってから、ホイール、ディスクブレーキ、キャリパーめがけて、スプレーします。
スプレー後は、3分程度放置します。
下記の様に全体に塗布するだけ。

放置しているとすぐに、白い液体が紫に変化し始めるはずです!
あとは、ホイール全体とディスクをブラシで優しくなぞるだけです。
利用するブラシは
・ホイール奥まで届くもの
・柔らかい素材
・ディスクに沿って曲がる
商品がおすすめです!

とても簡単に、ブレーキダストや汚れが除去できます。
ここで気になるのが、ホイールはピカピカになったにもかかわらず、ディスク側にサビが出ている、汚れが付着している?と思う方もいらっしゃると思います。

ディスクの汚れは、全く気にする必要ありません。
ディスク表面に付着していたサビが浮き出てきただけです。
むしろ、この状態が良いのです!
運転中、ブレーキを2~3回踏むだけで、表面の汚れが除去できます!
下記が、洗浄後300m程度走行した後のホイールとブレーキディスクの状態です。
ディスクもピカピカに✨

GRヤリス オジェエディションの洗浄
あまりにもGRカローラのホイールが綺麗になったので、続けて、「GRヤリス オジェエディション」のホイール洗浄も実施しました。
走行距離は100km程度のホイールの状態です!
かなり、ブレーキダストがこびり付いてます。

GRカローラ同様に、洗剤をまんべんなく全体に吹きかけ、軽くブラッシングします。
洗剤を吹きかけると、まあまあ綺麗に見えていたホイールに、いかに鉄粉まみれだったのか、変色することで一目瞭然となります。

ブラッシングは、力を入れずに軽くで大丈夫です。

洗浄後は、こんなにピカピカに✨

感想
今回の洗浄は、本当に簡単でしかも新車で購入した状態と同レベルの綺麗さに驚かされました。
GRカローラ、GRヤリス共通で洗浄できますし、他車にももちろん利用できる洗剤とブラシなので、1セット保有しておいても損は無いと思います!
しかし、そもそもホイール洗浄自体が面倒という方は、やはりエンドレスの最新ブレーキパッドに交換するのが良いかと思います!
GRカローラ、GRヤリス共通の高性能&ダスト量少ない、最新のENDLESSブレーキパッドは「SR01」型番となります。
過去のGRカローラのDIYによる施工などは下記を参照ください。